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yuyuuの酒(2)

2012/02/23 04:13

 

 

昨日、金沢に住んでいる従兄弟の長男から「悠々」と云う酒を戴いたと書いた。

 

どうせ日中は竹千代しか家に居ないし、

 

竹千代は不精者で宅急便など受け取ってくれないので、

 

従兄弟の長男も心得ていたのであろう会社宛に送っていただいた。

 

通常は会社宛に届いたものは会社の社員のどなたか、

 

又は部署にお裾分けするのだが、

 

昨日は、丸山師匠から戴いたコメントを読んでハタト思い至り、

 

家に持ち帰る事にした。

 

従兄弟とは同姓同名と書いたが、

 

彼は私とは正反対の性格で真面目一方で親族の信頼も厚かった。

 

不良になった僕とは対照的な「堅物」で長じては県庁の職員となったが病で倒れた。

 

法事や祝い事で親戚一同が集まった時は、

 

本来「名前」は僕の方が本家なのだが、

 

小さい頃から彼等の会話の中では従兄弟の方は「名前」で呼ばれ、

 

僕の方は「あの悪(わる)の方は」と呼ばれた。

 

帰りの車中では彼の思い出話などしながらメールのチェックをしたりしていたのだが、

 

「悠々」と一緒に贈って来た「きんつば」が有ったのを思いだして甘党の運転手さんに差し上げた。

 

「家内も大好物なのです!」と喜んでくれた。

 

良かった。

 

さてと、

 

yuyuu さんからは「肴を用意しなはれ」と有ったが

 

僕は自分で肴を作る様なセンスはない。

 

そして、夕刻の喧噪したスーパーに行くのはどうも苦手だ。

 

あのおばさんの集団を見るといんねん付けたくなるのだ(ウソ)

 

そこで行き付けの「吞み屋」に立ち寄って事情を話して「肴」を分けて貰う事にした。

 

そこの女将さんに事情を話すと「あれまあ」と云いながら

 

手際よくお魚やサバの味噌煮や煮物などと揃えて重箱に並べてくれた。

 

おにぎりまで入れてくれてので「お弁当」にもなった。

 

プラスティックのパックで無い所が目に良い。

 

おいくら?と聞いたら手を振って「今日はサービス」と笑う。

 

そんな分けにもいかないから1万円札を置いたら、

 

釣りがないから今日はいりまへんと頑な。

 

「馴染み」は有難い。

 

仕方が無いから別の方法でお返ししよう。

 

お陰で今日はこれで「家酒」で一杯しながら夕食にも有り付ける。

 

家に着いて早速一杯やりながら金沢に電話してもう一度お礼をした。

 

彼の方も自宅で寛いでいたらしく

 

「数日前に大分の○○おじさんと電話していて親父の事を思い出しましてね。」と云う。

 

「そしたら序でに、おいさんを思い出して大好きなお酒を贈らせて戴きました。」

 

「序でに思い出して戴いて酒になるなら何時でも序でに思い出してくれ」と云ったら

 

「そんな意味じゃ・・」と笑った。

 

ご近所や近くの親戚などでは僕の事を「じゃんさん」と呼ぶのが普通になったが、

 

古くからの親戚の中では僕は「おいさん」と呼ばれていた。

 

これは、僕が家内を「かーちゃん」と呼び、

 

家内は僕に「おいさん」と返すのを聞きつけて親戚の中に定着した「呼称」であった。

 

親戚の中では家内は「かーちゃんさん」なんて呼ばれてましたね。

 

僕の方はただの「おいさん」。

 

話が逸れたが、彼が僕を親父と重ねて思い出してくれたと言う事は

 

丸山師匠の予想が当たった分けである。

 

そんな事で「yuyuuコレクション」の音楽を聴きながら、

 

1人酒の夜は更けていったが、

 

わんこがさかんに椅子に座った僕のスネを右手でチョイチョイとする。

 

何だ?と聞くとじっと見つめて何かを訴え掛ける。

 

「まだ寝るのは早いだろ?」などと云ってるうちにハタと思い当たった。

 

竹千代にご飯をあげるのを忘れていた。

 

慌てて重箱に入っていた卵焼きをお詫びの印にして

 

缶詰を明けて彼女に晩ご飯を差し上げた。

 

満腹した彼女は満足して椅子の上の僕に「あぐら」をかかせて、

 

その上に飛び乗って丸くなる。

 

竹千代が何かを訴えたり要求する時は全てが右手か左手の「チョイチョイ」だが、

 

訴える目と顔つきと状況で彼女の気持ちは大体分かる。

 

14キロに乗られるのは重いし嵩張って酒を飲みにくいが、

 

それに時々振り向いて顔をナメナメして来るのがウザイが、

 

日中は何時も1人で留守番の竹千代には少しはスキンシップも必要であろう。

 

こうして水曜日の「1人酒」の夜は更けていった。

 

なかなかしっとりした良い酒でしたが、

 

酒の味に蘊蓄を語る程のセンスは僕には無いから、

 

「旨い酒」とだけ云って置く。

 

たまには「家飲み」も悪くは無いですね。

 

おっと、今このエントリーを早朝に書いていて、

 

1人酒に耽溺していたら折角しつらえていただいた重箱の写真を撮り忘れた事に気が付いた。

 

皆さんに見せびらかしたかったのになあ・・・残念。

 

どうも僕は「その時」に写真を撮ると云うセンスに欠けますね。

 

特に「お酒」があると他の事には気が回りません。

 

しかし、昨夜は僕も従兄弟との子供の頃を思い出しながら、

 

久しぶりに1人でゆったりと1人酒の時間に浸れました。

  

人間の心の世界は何次元であろうか?などと考えながら・・・

 

正に「悠々」とした時間が過ごせましたな。

 

 

耳を澄ますと今朝は雨のようですね。

 

静かな雨音が聞こえて来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント(17)

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2012/02/23 04:38

Commented by zuka1123 さん

こんにちは

しっとりとした雨がこっちも降ってます。
私も ガンで亡くなった従兄弟のことを思い出しました。
今 その嫁さんまや叔父まで 末期ガンです。
いつか 大兄の様に 思い出しながら酒を飲む日が来るんでしょうね・・



 
 

2012/02/23 06:10

Commented by 丸山光三 さん

あっ、やっぱりね♪

酒飲むな

らこの酒を
という甥御さんのキモチが最も佳き肴
このことであります♪

 
 

2012/02/23 06:10

Commented by ひまわり さん

「旨い酒」で、「悠々」と良い時間を過ごされたようですね。

それでしたら、こんな雨の朝も、想い出の彼方に繋がってゆきそうです。

とは言え、あしもとには、お気を付けて。

もうすぐ春が来ます。

 
 

2012/02/23 09:53

Commented by torisan さん

故人を偲びいにしえをたどる。思い出あれこれ・・。
しみじみとした「悠々」たいむ。
つまみのしゃしんはなかったけれど静かな宵の絵がみえますね~。
めでたしめでたし。

あたしも、金澤に親類におねだりしてみよーっと。
お供え用に『銘柄悠々』もいいね!って。で、生き仏さまが頂く。^^

 
 

2012/02/23 16:55

Commented by cocoro-ol1203 さん

心のこもったお酒と重箱、素敵な晩酌でしたね。
読んでいるだけでも優しく酔えます。

sonoさんの優しい顔に、竹千代も甘えたくなったんでしょうね。
尻尾を振った竹千代が見えるようです^^

 
 

2012/02/23 19:20

Commented by たりんず(不足頭) さん

良いですネ~~!

丸山光三様風に言えば・・、


正しくこの酒に含まれる「想い」に心酔しているのであります。

『肴は皆からの「情」で良い!』

このことであります。

 
 

2012/02/23 23:21

Commented by tom-h さん

故人も喜んでいることでしょう。

 
 

2012/02/24 03:04

Commented by sonoraone-3 さん

To zuka1123さん
>こんにちは
>
>しっとりとした雨がこっちも降ってます。
>私も ガンで亡くなった従兄弟のことを思い出しました。
>今 その嫁さんまや叔父まで 末期ガンです。
>いつか 大兄の様に 思い出しながら酒を飲む日が来るんでしょうね・・

朝から雨でしたねえ。
「想い出酒」を贈って貰えるのは幸せでした。
僕の親戚にも夫婦で癌と云う一家がありますが、
みんなで助け会わないとね。
人生って難しい。


 
 

2012/02/24 03:06

Commented by sonoraone-3 さん

To 丸山光三さん
>あっ、やっぱりね♪
>
>酒飲むな
>
>らこの酒を
>という甥御さんのキモチが最も佳き肴
>このことであります♪

丸山師匠のお陰ですなあ。
あのコメントが無かったら
会社の誰かにあげてましたよ。

 
 

2012/02/24 03:08

Commented by sonoraone-3 さん

To ひまわりさん
>「旨い酒」で、「悠々」と良い時間を過ごされたようですね。
>
>それでしたら、こんな雨の朝も、想い出の彼方に繋がってゆきそうです。
>
>とは言え、あしもとには、お気を付けて。
>
>もうすぐ春が来ます。

日田の山に登った4人の従兄弟の間にはUFOを見たと云う強い絆が有ったんです。
家の周辺でも春の気配が・・・
木々の冬芽もすこし膨らんで来ました。

 
 

2012/02/24 03:10

Commented by sonoraone-3 さん

To torisanさん
>故人を偲びいにしえをたどる。思い出あれこれ・・。
>しみじみとした「悠々」たいむ。
>つまみのしゃしんはなかったけれど静かな宵の絵がみえますね~。
>めでたしめでたし。
>
>あたしも、金澤に親類におねだりしてみよーっと。
>お供え用に『銘柄悠々』もいいね!って。で、生き仏さまが頂く。^^


生き仏様が戴く、
いいですねえ!
僕もこの手で行きましょう。
お供え物が足らんぞ!
生き仏はうるさいぞ!

 
 

2012/02/24 03:12

Commented by sonoraone-3 さん

To cocoro-ol1203さん
>心のこもったお酒と重箱、素敵な晩酌でしたね。
>読んでいるだけでも優しく酔えます。
>
>sonoさんの優しい顔に、竹千代も甘えたくなったんでしょうね。
>尻尾を振った竹千代が見えるようです^^

二人きりになると竹千代さんは僕の側を離れません。
じっと見つめる目が溜まらなく愛おしいです。
しかし、14キロは重いです。

 
 

2012/02/24 03:13

Commented by sonoraone-3 さん

To たりんず(不足頭)さん
>良いですネ~~!
>
>丸山光三様風に言えば・・、
>
>
>正しくこの酒に含まれる「想い」に心酔しているのであります。
>
>『肴は皆からの「情」で良い!』
>
>このことであります。


肴は皆からの「情」で良い!

酒飲みにしか云えない良き言葉です。
ありがと!


 
 

2012/02/24 03:15

Commented by sonoraone-3 さん

To tom-hさん
>故人も喜んでいることでしょう。

ありがとう御座います。
同じ年頃の従兄弟達はスタンバイミーを始めた仲間ですからね。

 
 

2012/02/24 03:48

Commented by ねこむすめ さん

お写真が無くっても、
女将さんが積めてくれた美味しいお重が見えました。心の目で!

きっとsonoさんに会いに、
かーちゃんさんも従兄弟さんも、来ていたに違いありません。

昨朝の雨音はとても心地良かったです。

 
 

2012/02/24 04:03

Commented by sonoraone-3 さん

To ねこむすめさん
>お写真が無くっても、
>女将さんが積めてくれた美味しいお重が見えました。心の目で!
>
>きっとsonoさんに会いに、
>かーちゃんさんも従兄弟さんも、来ていたに違いありません。
>
>昨朝の雨音はとても心地良かったです。


みんなでわいわい賑やかも良いですが、
たまには家で一人酒も精神性が有って良いものです。
ひさびさに竹千代としっとり過ごせました。

 
 

2012/02/25 01:07

Commented by ひまわり さん

スタンドバイミーくん達の強い絆は、その後の人生の小さな物語の折々に、大きな励みになったのでしょうね。

いつも、胸に秘密基地があるようで、心強く思っていらっしゃったのではないでしょうか。

若き日の冒険の思い出の続きも、また、お聞かせください。

今日は、昨年亡くなった友人のお誕生日でしたので、しんみりとお酒を飲んでおりましたら、このエントリーを思い出しました。

度々お邪魔致しまして、申し訳ありません。

 
 
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